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2021.05.14

選手情報

“ゾーン”に入っていたとズベレフが告白! ATPが「2017年イタリア国際初優勝」を本人に聞く動画を公開

「ボールが大きく、スローに見えた」と
振り返ったズベレフ


5月13日、ATPはYouTubeに「アレクサンダー・ズベレフが頭角を現した日/ATP試合回顧」という動画を公開した。これは、当時20歳だったアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク6位)が初めてATPマスターズ1000で決勝に進出し、優勝を果たした2017年の同大会を本人が振り返るという企画だ。

【動画】ズベレフが優勝した2017年イタリア国際を振り返る!!


「初めてのマスターズ決勝で相手はノバク(ジョコビッチ)、興奮していたよ」と切り出したズベレフは「当時20歳だった私は、自分に『OK、テニスをプレーするだけだ』と言い聞かせた。自分の期待もしていなかったので、正直に言って、センターコートでの緊張感を楽しんでいた。15,000か16,000いる観客の前で、世界一とプレーをする。私はそれを楽しんでいたんだ」と、プレッシャーはなかったと語っている。

この試合、当然、本命は世界ランク1位のジョコビッチだった。ところが“20歳の若手”は、第1セット第1ゲームでいきなりジョコビッチからブレークする。
「すごくいいスタートを切ったんだ。すぐにブレークをした。その時点でも簡単な試合にはならないと思っていた。できるだけセカンドサーブを叩こうとしたら、いきなりブレークできた」とそのブレークを振り返った。

そして、いわゆるゾーン(集中力が極限まで高まり、最高の能力を発揮できる状態)に入っていたことを明かしている。
「ボールが大きく見えて、スローに見えていたんだ。相手がゆっくりプレーしているように感じられるときは、選手にとってパーフェクトな時。もっと多彩なショットが打てると感じて、絶妙なドロップショットも打てた。コート上で非常に気持ちよくプレーできたよ」

第1セットは1ブレークアップのまま6-4で奪取。第2セット、第3ゲームでブレークに成功すると、そのまま5-3とし、リターンゲームに臨む。ジョコビッチのダブルフォールトでチャンピオンシップポイントを握ったズベレフが、リターンをするとジョコビッチのバックハンドがオーバー。世界ランク1位にストレート勝ちを収めて、初のATPマスターズ1000優勝を決める。

「(最後のポイントの)リターンはクリーンに当たらなかった。それでも、ノバクもプレッシャーがかかる局面だった。そしたら、バックハンドをミスをした。ボールが高いと思った時、すごく幸せな気分になったことを覚えている。表彰式では、特に素晴らしい瞬間があった。あのロッド・レーバーからトロフィーを受け取ったんだ。初めてのマスターズ1000決勝で、初めて優勝して、史上最高の選手からトロフィーを受け取った。忘れられない瞬間だった」と笑顔で語ったズベレフ。

当時の映像と共に振り返る動画は、見応え満点だ。

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Photo by Takeo Tanuma