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2021.06.17

テクニック

左利きプレーヤーにはどう対処すればいい!? リターンのコツを紹介!〈サウスポー対策 虎の巻〉後編

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サウスポーを攻略できるコツを教えます!

左利きプレーヤーのサーブに対する
リターンの仕方を詳しく解説

人口の約1割しかいないと言われる「左利き」。しかし、10回に1度は当たる確率なのだから、その特徴、対処方法は知っておいて損はない。特にサーブに関しては、右利きとは逆の球筋になるため、苦手とする人も多い。そんなサウスポー対策について紹介!

※解説/内山伸一郎:MTSテニスアリーナ三鷹ヘッドコーチ。自身国内大会をプレーヤーとして転戦し、20年近いコーチ経験と試合経験を生かして皆様の上達をサポートする実力派コーチ。
※『テニスクラシック・ブレーク』2019年7月号に掲載したものを再編集した記事になります

【動画】サウスポーのサーブにはこうやってリターンしよう!



【サウスポー対策3】
サイドスピンの要領!
巻くスイングで返す

ボールとの接地面を増やす、
ラケットを立てていく打ち方
リターン方法の一つとして、『巻くスイング』があります。”巻く”というのは、ヘッドでボールを巻くような(=ヘッドを立てるように動かす)スイングのこと。ボールを捕らえる位置は、ボールの外側。サイドスピンをかけるように捕らえ、ヘッドを立てていくように打ちます。わずかですが、ボールとラケット軌道の接地面が大きくなり、体に食い込んで くる軌道(フォアハンド)、逃げていく軌道(バックハンド)ともに対応しやすくなります。インパクトミ ス(特にガシャリ)しがちな人は、試してみましょう。

〈巻くスイング〉は下の動画でチェックしよう!



◎GOOD
やや外側を捕らえ、円を描くようにスイング!



デュースサイド、アドサイド、どちらでも可能!





バックハンドでも巻くスイングで打ち返してみよう!
片手バック




両手バック




ヘッドを立てていくように使って、スピンをかけるとインパクト時間も伸び、ミスショットの確率が減る


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解説写真=山岡邦彦(NBP)