ATPが、この一年で世界ランキングをジャンプUPさせたセルビア期待の新星、ミオミール・ケツマノビッチのインタビューを掲載した。
ジュニア時代、世界ランキング1位となり、セルビアの次世代を担う選手との呼び声も高かった弱冠20歳のケツマノビッチは、3月9日時点で世界ランキング47位。今シーズンは、『カタール・オープン』(カタール・ドーハ/ATP250/1月6日~11日)、『ニューヨーク・オープン』(アメリカ・ニューヨーク/ATP250/2月10日~16日)でベスト4入りを果たしている。
さかのぼって2018年オフには、ドミニク・ティエム(オーストリア)やダビド・ゴファン(ベルギー)らと、2019年オフにはロジャー・フェデラー(スイス)やノバク・ジョコビッチ(セルビア)らと一緒にトレーニングという貴重な経験を積んでいる。興味深いのは、その際、“トップ選手の技術に衝撃を受けた”という。具体的には「テンポよく早く返球することで、常に相手にプレッシャーをかけている」というもの。 今後、その技術を習得するためにも課題となっているのが、フットワークだという。「フットワークこそがテニスで最も重要なこと。誰しもがボールの打ち方は知っているが、いい体勢を作れなければ、しっかり打つことはできない」とケツマノビッチ。
昨シーズン、初めて1年間を通してATPツアーを戦ったケツマノビッチは、キャリア初の決勝進出も果たしている。今のところ順風満帆にも見えるが、ケツマノビッチは謙虚な姿勢を崩さず、「今シーズンの目標はトップ30に入ること。もしそれができれば最高。一歩ずつ進んでいきたい」とインタビューの中で語っている。 果たしてシーズン終了時には何位に位置しているのか楽しみだ。
ケツマノビッチのインタビューをご覧になりたい方は下記URLより
[ATP公式サイト] https://www.atptour.com/en/news/miomir-kecmanovic-feature-march-2020
写真=石塚康隆(NBP)
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