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2022.09.10

選手情報

なんと55本のラリー! 準決勝でルードとカチャノフがプロの技を披露、ルード「脈拍がすごくて足に来ていた」[USオープン]

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ルードとカチャノフがプロの技を披露!

現地9月9日、USオープン男子シングルス準決勝、第5シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/世界ランク7位)は第27シードのカレン・カチャノフ(同31位)に勝利し、同大会では初めての決勝進出を果たした。その第1セットのタイブレークでは、なんと55本という超ロングラリーを展開した。

【動画】超ロングラリー!ルードとカチャノフが見せた55本ラリーを見る

7-6(5)、6-2、5-7、6-2でルードが勝利した準決勝。その第1セットはルードにアンフォーストエラーが多く出たこともあって拮抗した展開となる。互いに2ブレークずつ奪って突入したタイブレークでは、ルードが6-3としてセットポイントを握る。しかし、ここで「彼(カチャノフ)が良いサーブを打ってきて2本取れなかった」とルード。6-5となったものの、「それでも、第1セットを取るチャンスだと切り替えた。サーブは僕だったからね」。

ファーストサーブはわずかにフォールト。セカンドサーブを、カチャノフのバック側に入れると超ロングラリーがスタート。ラリー序盤、カチャノフは回り込みフォアハンドから逆クロスを放つが、ルードは両手バックでクロスへ安定した返球をする。

14球目、カチャノフが両手バックハンドをダウン・ザ・ラインに流して変化を加える。ここからルードが強打をコート奥深くに放つが、落としたらセットを取られるカチャノフは必死に返球する。

20球を過ぎたところ、両者は軌道の高いボールを入れていく。さらにスライスも入れて変化を加えるルードに対して、カチャノフは変わらずトップスピンで返球する。44球目、短いボールでルードを前に動かしてフォアハンド強打と良い形も作ったが、これもルードが凌ぐ。その後、カチャノフは両手バックをクロスに打っていく。54球目、アングルにボールを放つと、ルードが対応して両手バックハンドのダウン・ザ・ライン! カチャノフの返球がネットとなって、7-6(5)でルードが第1セットを奪取した。観客はスタンディング・オベーションで両者を讃えた。

試合後の記者会見で、ルードは「重要なポイントだった。互いにミスをしないようにしたんだと思う。大事なポイントでは史上最高のラリーが生まれることが多い。それはテニスのおもしろさだね。(ラリー)終盤は脈拍がすごくて足に来ていた。でもバックハンドでダウン・ザ・ラインを決めることができた。これがモチベーション、エネルギーにつながって、第2セットも良いプレーを続けられたと思う」と自身が勢いづくポイントになったと説明した。

一方、ポイントを失ったカチャノフは「55本は初めて、僕としては記録だと思う。すごいラリーだった。互いに気合いが入っていて、足を動かしていた」と振り返っている。



■USオープン2022
・大会日程/2022年8月29日(月)〜9月11日(日)
・開催地/USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター(時差13時間)
・賞金総額/6,010万ドル(81億7,390万円)
・男女シングルス優勝賞金/260万ドル(3億5,360万円)
・サーフェス/ハードコート(レイコールド)
・使用球/[男子]ウイルソン「USオープン・エキストラ・デューティ」、[女子]ウイルソン「USオープン・レギュラー・デューティ」

【特集】USオープン2022の記事はこちら


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