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2025.03.12

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綿貫陽介、世界43位フリークスポールに敗れてキャリア初のマスターズ8強入りならず[BNPパリバ・オープン]

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Photo by Getty Images

綿貫陽介、8強入りならず。予選からの快進撃もストップ


現地3月11日、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)シングルス4回戦が行われ、綿貫陽介(SBCメディカルグループ/世界ランク349位)は、タロン・フリークスポール(オランダ/同43位)と対戦。6-7(4),1-6のストレートで敗れ、8強入りとはならなかった。

【動画】綿貫陽介、ペプシを片手に笑顔でコートを去る

26歳の綿貫は、昨年1月に膝を負傷しツアーから離脱。9月に復帰を果たした。今季はチャレンジャー大会でベスト8に入ったものの、その後の全豪オープンやツアー大会では予選敗退が続いていた。

今大会はプロテクトランキング(負傷により6ヵ月以上出場しない選手に与えられる救済措置)を利用して予選から出場。2試合をいずれもストレートで勝利し本戦に進むと、1回戦で元世界17位のアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/同82位)で破って5か月ぶりにツアー白星を挙げる。

さらに、2回戦で第19シードのトマーシュ・マハツ(チェコ/同20位)、3回戦で第16シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ/同17位)と連続でシードを撃破し、自身初のマスターズ16強入りを果たしている。

この日は、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同2位)と第29シードのジョバンニ・ムペシ・ペリカール(フランス/同30位)を破っているフリークスポールと対戦。

序盤から互いにテンポよくポイントを獲得しサービスキープを続ける。中盤以降、綿貫は自らのミスで度々ピンチを迎えたものの、要所でサーブとネットプレーが光り、ブレークを許さない。だが、そのままもつれたタイブレークで4-2とリードするも、フォアハンドのミスが連発。5連続でポイントを失い、第1セットを落とした。

挽回したい綿貫は、第2セット開始直後にこの試合初めてのブレークポイントを握るも、フリークスポールの好サーブに阻まれ、チャンスを活かせず。このセット、ファーストサーブの確率が14%と一気に落ち、第4ゲームでブレークされてしまう。第6ゲーム途中には雨のため約40分の中断。再開後、2度目のブレークを許してしまい、そのまま1-6とATPマスターズ1000でのベスト8入りとはならなかった。

キャリア初のATPマスターズ1000で8強入りを果たしたフリークスポールは、準々決勝で過去2戦2勝としているホルガー・ルーネ(デンマーク/同13位)と対戦する。

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