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2020.07.28

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NY便り「【単独ルポ前編】:ニューヨークのインドアテニスクラブのコロナ対策」

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徹底した危機管理で感染経路を明らかに
そして、アメリカらしい“誓約書”


急遽、取材を申し込んだにもかかわらず、クラブのコロナ対策についてMary Louさんより説明をいただいた。
クラブに入り、入り口に向かう間にも人が立つ場所について細かくマークが貼ってある。以前は、クラブ内で座って話せるスペースが設けられてあったそうだが、現在ではイスもゴミ箱も全て撤去したようだ。



プレーをする前に、コート利用者がすべきことはたくさんある。まず、誓約書にサインをすることだ。ヨンカーステニスセンターでは、万全な対策を取っているが、この誓約書は万が一コロナに感染しても責任を負わない、というもの。訴訟の多いアメリカならではの徹底した危機管理である。
  


そして、受付の際には、クラブのシステムに登録済みのカード(自分の名前入りバーコード)を取り、赤いスキャナーにかざして受付完了。これは、もし後日、誰かが感染者となった際に、その日に居たメンバーを確認し連絡できるようにするためで、感染経路の追跡にクラブとして取り組んでいたのは驚いた。
これらをしっかり行うことでようやくテニスコートへ!

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文=知花泰三(全米プロテニス協会公認指導員資格保持者)

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