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2020.08.10

選手情報

「フェデラーは本当にシステマチックなんだ」、元コーチが語る

偉大な選手は決して
魔法を持っているわけではない

「テニスワールドUSA」が、ロジャー・フェデラー(スイス)の元コーチ、ポール・アナコーン氏の言葉を紹介している。

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現役時代最高位12位、3度の優勝を経験。全豪の男子ダブルスで優勝経験があるなどアナコーン氏は、選手としても結果を残している人物。だが、コーチとしての方が有名だ。というのも、ピート・サンプラス(アメリカ)のコーチも経験し、フェデラーとも2010年〜2013年まで彼のコーチを務めていているからだ。

「これまで関わってきた偉大な選手で、共通しているのは、決して魔法を持っているわけではないということだ(勝てるだけのことをやっている)。彼らはプロとしてのスイッチを入れる。フェデラーがそうだ。彼のシーズン前は、本当にシステマチックなんだよ。そして彼のストレングス&コンディショニングコーチ、ピエール・パガニーニは天才と言える人物。ピエールと共に、準備をしていたんだ」とアナコーン。

同様に試合前についても言及している。
「彼にはルーティンがある。私がコーチだった時は、前日の夜に、試合の戦術について5〜10分程度、ディスカッションをしていた。共通認識を持つ上で大事なことだった。そして試合当日、彼は起床したら、まずトリートメントを受ける。それから、コートでボールを打ってウォームアップをする。そのあとに朝食を摂るんだ。そこから試合までの間に、前日の夜に話し合ったことを再度ディスカッションするんだ」。


シーズン前、試合前、入念なチェックこそが“プロとしてのスイッチ”というわけだ。もちろん、その質が高いからこそ、あれだけの成績を残せているのだろう。

写真=石塚康隆(NBP) Photos by Yasutaka Ishizuka

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