close

2022.04.01

選手情報

<一問一答>大坂なおみ、逆転勝利で約1年2ヵ月ぶりの決勝進出「自分を奮い立たせることができた」[マイアミ・オープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

今大会初の3セットは“ちょっと驚き” 「ただ、選手としての自分には自信があります」

Q. コート上では見えないところでいろいろなことが起こっているように思います。テレビでも「自分の考えに圧倒されないようにする」とおっしゃっていました。それは、どのようなものですか? 

「正直、考えてはいたんですけど、全仏で何も言わなければ、誰も私のことをわからなかったと思うんです。今に始まったことではなくて、何年も前からのことだし。ただ、あの時は、あのことを話そうと思っただけなのです。多くの人から“戻ってきたね”と言われますが。自分としてはここを去った実感はないのです。ただ、試合に出なかっただけという感じです。早々に敗退したこともありましたが、ずっといい試合をしてきました。テニスを見ない人たちは、私が上位ランクにいないから、そう考えるのは理解できます。ただ、私と1回戦で対戦したいと思うような選手は、世界中にいないとも思っています。

テニスチャンネルに出演した際に、“自分の考えに圧倒されることがある”と言ったのは、決勝が久しぶりで、こういう大きな大会で久しぶりだから。ちょっと先のことを考えすぎてしまったんですね。だから、ファーストのサービスゲームでは、負けてしまった。でも、そうですね、いい状態に戻れればという感じです」

Q. そのテレビでは、インディアンウェルズ大会のあとリセットするともおっしゃっていました。それは、どのようなものですか? また今回の好調ぶりは驚きですか?

「イエスでもありノーでもありますね。あの後(インディアンウェルズ大会後)、セラピストと話をしました。彼女と話して、本当に救われるような気がしました。違う視点から物事を見る手助けをしてくれました。何を言ったかは言いませんが、私は自分で何でもやりたいタイプで、人に負担をかけるのが嫌なんです。
(好調について)そうですね、こんなに早くまとまったのは驚きです。ずっとマイアミでうまくやりたいと思っていました。(今大会で)初めての3セットマッチというのは、ちょっと驚きです。ただ、選手としての自分には自信があります」

【関連記事】大坂なおみ、東京五輪金メダリストの世界28位ベンチッチに逆転勝ち。約1年2ヵ月ぶりの決勝進出[マイアミ・オープン]

【関連記事】大坂なおみ、世界11位のコリンズを寄せ付けず快勝。1月以来のツアー4強[マイアミ・オープン]

【関連記事】大坂なおみ、中3日での試合に「なまっていた」とするもストレート勝ちで2年連続ベスト8[マイアミ・オープン]


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録