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2020.08.24

選手情報

西岡良仁プロが熱弁! N論が「メンタル」をテーマに開催

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8月22日、西岡良仁選手(ミキハウス)が、第3回オンラインテニス教室『N論』を開催した。「N論」は、西岡選手が「子供たちとコミュニケーションする場を作ろう、会話しよう」という想いから生まれたオンラインイベント。西岡選手がテニスを愛する若者たちと毎回違ったテーマについて自由なスタイルで語り合うのが特徴だ。

今回募集したのは、テニスに真剣な小学4年生~大学生。小学生を中心に100名を超える学生が国内だけでなく海外からも参加。「心の鍛え方」をテーマに西岡選手と参加者が話し合った。

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劣勢に立たされた時でも
正しい判断を下すこと

今回のN論で、特に西岡選手が語ったのが“劣勢に立たされた時”のこと。
「たとえファーストセットを落としても、勝つために何をするかを考える。『やばい、やばい。どうしよう』となり、パニック状態になる。もしくはイライラしてきたりする。そうすると冷静な判断ができなくなる」と、そこで【正しい判断を下すことができるかどうか】が重要だとした。

その上で、テニスの試合にある“流れ”についても言及。「良い時と悪い時が必ずある。けれど、ここが勝負どころだなというときに、メンタルが強い選手は思い切りのいいプレーができる」と、大事な局面でこそ力が発揮されるという。

“思い切り”と言っても、ただ攻めるだけなく、ポイント内でベストな選択ができるかどうか。「200km/hのサーブを思い切りリターンするのではなく、どのコースに来るのか考えること。相手のセカンドサーブになった時に、エースは取れなくていいから、(タイミングの速いリターンで)時間を奪って、相手に『攻めてますよ』というのを見せること。思い切りは、攻めるだけでなく、最善の手を選べるかどうか」(西岡)。

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