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2020.09.12

大会情報

悲願のGS優勝へ!! ティエムがメドベデフを下して決勝へ<USオープン12日目>

Pete Staples/USTA

ドミニク・ティエム(オーストリア/第2シード)
6-2 7-6(7) 7-6(5)
ダニール・メドベデフ(ロシア/第3シード)

USオープン(全米)12日目のナイトセッション2試合目。
前試合(ズベレフ対カレーニョ・ブスタ)と同じく大注目となったのがこの試合。全仏で2度、そして全豪と3度グランドスラム決勝を経験しているティエム、昨年の後半驚愕の絶好調でUSオープン準優勝を果たしたメドベデフ、今大会、ずっと好調をキープする両者の対決はどんな試合になったのか?


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試合直前、「サービスキープがこの試合のキーポイントになる。彼(ティエム)のフォアハンドは良い。ベストプレーヤーだ」とメドベデフは語った。そのティエムは、試合開始からメドベデフのサービスゲームにプレッシャーをかけていく。

試合が動いたのは2-3で迎えたメドベデフのサービスゲーム。相手のブレークポイントで放ったサーブをアウトだと判断。ボールをネットにかけたポイントをめぐり、チャレンジを申し出る。しかし、これが遅すぎる、と判断されてしまう。スーパーバイザーに抗議したものの、受け入れられず。その後、メドベデフは崩れて2-6、今大会初めてセットを落とした。

しかし、メドベデフのメンタルは強い。第2セット、気を取り直したメドベデフは先にブレークに成功。5-4とリードする。しかし、ティエムはさらに粘り強い。土壇場で追いつかれてタイブレークに突入する。

無観客のスタジアムに2人のラリーの音と声が響き渡る、両者譲らず6-6。ここでセットポイントを迎えたのはティエム。メドベデフも粘ったが、9-7、ティエムがセットを連取する。

メドベデフにとっては後がなくなった第3セット。第2セット同様に、先にブレークを果たして5-3まで持ってくる。ここでセットポイントを迎えたが、ここでティエムがステップアップ。ブレークバックされて、またもタイブレークへ。

ここで、ティエムはミニブレークを2つ奪って、5-1。その後も壮絶な打ち合いが続いて6-4とマッチポイントを迎える。ここでは決められなかったが、ティエムが7-5で勝利を握った。

試合後、「ファーストセットはラッキーだった。2つのタイブレークでのメンタルはとてもタフなものだった」と答えたティエム。4度目のグランドスラム決勝で狙う初優勝について、「そのためにハードワークを続けてきた。サーシャ(ズベレフ)はライバルでもあるし友達でもある。少し休んで日曜日のファイナルに備える」と語った。

第2セット、第3セット共に劣勢から逆転で勝利したティエム。初の栄冠に向けて、隙は見られないようにも思える。ティエムとズベレフ、果たしてどちらがトロフィーを掲げるだろうか?

Simon Bruty/USTA
ここまで危なげなく勝ち上がってきたメドベデフだったが… Simon Bruty/USTA

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文=知花泰三(全米プロテニス協会公認指導員資格保持者)