close

2020.11.24

メーカーズボイス

バボラ【ピュアドライブ2021】インプレ!! 佐藤博康プロが感じた8代目の魅力とは?

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

8代目ピュアドライブ
佐藤プロの評価は?!

歴代7作をずっと使用し続けて、2020年9月24日、発売となった「ピュアドライブ2021」に切り替える。
今作は<ピュアドライブらしさをより洗練させた>もの。カーボン・レイヤーの編み方、組み方を一から考え直し、ニューテクノロジー「HTR*システム(*=ハイ・トルション・リジディティ)」を採用。面内剛性を高くし、インパクト時のネジれを可能なかぎり、抑えることで面安定性を高め、更なる爆発力を生むように調整された。面内剛性を高めたことで生じるフィーリング、振動のデメリットは、振動吸収の世界的権威SMAC社の「SWXピュアフィール」を採用した「SMACラップ」テクノロジーによって最適化をしている。もちろん、ピュアドライブらしさを演出する「FSIパワー」は、今回も搭載されている。バボラ社による試打レポートでは「ホールド感と飛び」に関する評価が高かったということになっているが、佐藤プロは「ピュアドライブ2021」を、どのように捉えているか?



<らしさをより洗練させた>のがピュアドライブ2021の特徴


【関連記事】8代目「ピュアドライブ2021」ついに発売、テニクラ編集部がその全貌を解説
【関連記事】新「ピュアドライブ2021モデル 」<解禁前にスペシャル試打イベント開催>インプレ付き

「前作から比べると、よりしっかりした印象はありますね。飛びとかは(前作と)同じくらいだなと思います。ただ、パワーが増した感じがします。ボールをツブして打ちやすいから、しっかりスピンもかかる。スライス系も、よく伸びてくれますね。今、パワーが増した感じがある、と言いましたが、スピンとのミックス具合が、良くなったと思います。ネットを超えても球威が衰えないということですね」というのが、佐藤プロの新ピュアドライブ評だ。





しっかり進化を果たした最新作
「初心者の方でも
使ってほしいラケットです」

それでは<どんなプレーヤーに向いているのか? 使ってほしいのか?>
「人を選ばないと思います。誰でも使うことができる。ピュアドライブ・シリーズは、懐の深さが特徴ですが、今回もプロから初心者まで、使って楽しめると思います。ただ、初心者の方は、スイングが不安定な方が多いので、テンションを落とすなどの調整をしてみてほしいですね。よく新作が出た時に、<旧作の方が良かった>という人がいますが、僕は、それはよくないと思っています。というのも、せっかく進化していっているのに、それについていけず、取り残されてしまうからです。新しいものを使ったら、誰でも違和感は感じるものですが、僕の場合は、慣れる過程が楽しい。ストリング交換、テンションの調整など、どのようにすれば、このラケットにマッチするのかというのを楽しんでもらえるといいなと思います」

佐藤プロ曰く“前作より、しっかりして、パワーもアップ。スピンとパワーのミックスがより進化した”というピュアドライブ2021、進化したモンスターラケットをぜひ、味わってみてほしい。







無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真:松村健人 Photos by Takehito Matsumura/NBP