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2020.12.30

メーカーズボイス

ついにベールを脱いだWilson新テニスラケット「バーン100S バージョン4.0」 新旧比較&編集部試打インプレ付き

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“#回転×2バーン” 
究極のSラケと言ってもいいテニスラケット
「バーン100S バージョン4.0」が誕生

今度は「#回転×2バーン(読み:カイテンカカルカカルバーン)」である。
2021年2月、待望の「バーン バージョン4.0(BURN V4.0)」が発売となる。モデルは黄金スペックの「100S」、プラチナスペックの「100LS」、その詳細を、ご紹介できるタイミングがやっと来た。
このウイルソンウェブマガジンでも以前にご紹介しているので、ご存じの方もいたかもしれない。「バーン」の100平方インチシリーズは非常に人気が高いモデル。だからこそ、待っていた人も少なくないはずだ。ウイルソンのラケットの中で、「バーン」はベースライナー向けに特化されたモデルで、パワー、スピン、コントロールという点でトップレベルにあるモデルと言っていい。中でも、特徴的なのが「スピン性能」である。

空気抵抗だったり、ストリングの引っ掛かりだったりと、ラケット界にはさまざまなスピン理論がある。体感で、このラケットがよくかかった!というものもあるだろう。そもそも、スピンというのは「スナップバック」が発生することで起こることをご存知だろうか? スナップバックとは、ストリングがズレて戻る動きのことをいう。ボールを捕らえた際に生じるスナップバック、このズレ幅が大きいほど、その戻る速度が早いほど、結果的にスピンはよくかかる。そして、実験上、最もスピンがかかるテクノロジーが実証されている。ウイルソンが特許を持つ「スピン・エフェクト・テクノロジー」である。同テクノロジーは、ストリングの縦の本数が横の本数より多いものを言う(通常は16×19、18×20など縦のストリング本数が少ない。バーン100Sは18×16のストリングパターン)。このセッティングの場合、最大でストリングのズレ幅は通常の3.3倍増、戻る速度は1.69倍増となり、最もスピンがかかるのだ。つまり、同テクノロジーを搭載した“Sラケ”こそが、【最強のスピンラケット】だということである。ウイルソンでは、Sラケには①Spin(純回転) ②Slice(逆回転) ③Soft(打球感の柔らかさ) ④Safety(確率が良い)という4つのSがあると伝えている。よりスピンがかかるし、攻撃面にもディフェンス面でもプラスがあるというのが、Sラケの良さということだ。

中でも高い評価を得ているのが、今回、バージョン4.0が発売となる「バーン100Sシリーズ」である。





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